ちょうど手持ちの炭(ホムセンで購入)が切れたので、前から試してみたかった、着火剤入りの炭を購入しました。


BUNDOKのらくらく炭という商品です。
2kg入りで700円弱。
この手の商品の中では有名なエコエコロゴスが４個(約600g)でほぼ同価格なので、BUNDOKの方がずいぶんお安いです。
でも口コミは悪くなさそうなので、ポチっと。

さっそく開封します。

14個まとめてビニールでパックされており、それが二段、それがまとめてビニールに入った状態でした。

バーベキュー台はキャプテンスタッグの焚き火グリルB6型です。
とりあえず５個並べてみました。


いよいよ着火です。
通常は火をつけたマッチを炭の真ん中の穴に放り込むことで着火させます。
しかし、私は普段マッチを使わないのと、炎天下または高温になる車内にマッチを持ち込みたくないので、別の方法での着火を試みます。
Amazonの口コミによると着火マンでも大丈夫とありチャレンジ！

んん！？一瞬穴の中の着火剤がくすぶるも、すぐ鎮火。
しょーがないので、炭逆さ向きで手に持ち、下から穴をあぶるようにしてみます。(危ないので真似しないでください。)…不発。
ここからは、あまりのつかなさに写真を撮るのも忘れて奮闘します。
この辺で明らかに炭が湿気ってる気がしてきました。
次に、ワイルドに落ち葉と細枝を集めて着火、そこに逆さ向きに炭を置きます。ここまでいくと普通の炭起こし状態。。
これならさすがに…

不発！？

いや、まぁ、値段が値段なので過度に期待はしてなかったものの、これはさすがに…。

しかし、この日は炭はこいつしかない！
肉を焼けなければ、食料はカップラーメンのみ！
キャンプ場から最寄りのスーパーは片道30分！

これはもう最終兵器を使うしか…

はい、新富士バーナーのパワートーチです。
普段からあまり火起こしに時間をかけたくないので、炭だろうが薪だろうが、火起こしもっぱらこいつ頼りです。
さすがに着火。

着火してからは早い！すぐに肉を焼ける状態になります。


ここまで労力を使い過ぎて、あとは写真ありません。すぐに暗くなったし。

しかし真の落胆はこれから…それは、火力が弱いのと火力が落ちるのがめちゃ早いこと。
バーベキュー用の普通のお肉ですら、片面焼くのに10分、もう片面も同じくらい。
それを二週しないうちに、火力は風前の灯火…。
そこそこ順調に焼けるのは30分くらいと思った方がいいです。
何とか二週目を終え、ラスト三週目に突入！
しかし、片面すら全然焼けない。しかたなく途中で炭を追加。当然バーナーで着火。

何とか焼き終えた肉は…くっせえぇぇぇ！！
着火剤の煙をもろに浴びた肉は、思いっきり石油臭く、泣きながら食べました。
途中で追加する場合は、必ず食材をおろしてからにしましょう。

というか、もう二度とこれ単独でバーベキューしない。確かにAmazonの口コミにもあったけど、ちゃんとした普通の炭の火起こし用として使います。
簡単着火を実現するため、乾燥剤と一緒にスチール缶に放り込んで次回に備えます。

とまぁ、ネガティブな思いしかしなかったのですが、そもそもこの商品がどうとかでなく、保管状態が極めて悪かったのでしょう。
今回はキャンプ場で開封しましたが、このありさま。事前に出して、できるだけ乾燥すれば、また違ったかもしれません。
とりあえず、万全の状態にして次回に期待！です。